8月24日22:55
読み終わってからちょっと間があいてしまったのですが、
やっぱし面白かったので書いておくことにしました。
『世界音痴』
歌人(詩人、批評家、翻訳家)の穂村弘さんが書いたエッセイ。
今まで読んできた本のどの本よりも感情移入といいますか、
めちゃめちゃ共感のできる本でした。
この本に出会えて良かった。
今まで、“こんなこと思うの私だけなのかな”って思ってきたこと、
または、言葉にこそしなかった気持ちが書き記されていて
そうそう!!となりました。
私はどうしても思いとか気持ちを言葉にするのが得意ではなくて、
(めちゃめちゃしゃべるけど)
言葉にはめると気持ちの多くが、そぎ落とされてしまって
気づくと言いたい事がもの凄く遠いいところにいて『あれ?!』ってなったり、
ふわっふわのふわっとトークになっちゃう。
だから、言いたい事とか思いを、
がっちり捕まえてちゃんと近い所で言葉にはめていく人ってもの凄い尊敬!素晴らしいと感動してしまいます。
それが、はちゃめちゃで突拍子もないことであっても表現が豊かなのは楽しい。
今度は物語と小説を買いました。
どっちから読もうかな。